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444の南港は

akogare
南港百景090610
 夏至もまぢかい南港の早朝は深いグレーに沈んでいる…。
上のphotoは正午前の’あこがれ’近辺のショットだが、
下はあまりに淋しいのでブルーをかけてみた…。
 誰もいない岩壁に立つと、
港を独り占めしたような不思議な高揚感がある。
やがて東の空が明るみを増し、
朝焼けを破って日輪がしずしずと姿をあらわす。
 残念ながら、それを撮るにはもうすこし夏至に近く、
しかも晴れた日を狙わねばならない。
 いつの日にか撮れるだろうと思うが…。

 ところで、これとは逆に「落日の美」を表現した石川淳のくだりを思い出した。

『小林如泥』から、
(中略)
…湖畔のこのあたりに立って宍道湖において見るべきものはただ一つしか無い。壮麗なる落日のけしきである…。雲はあかあかと燃え、日輪は大きく隈もなくかがやき、太いするどい光の束をはなって、やがて薄墨をながしかける空のかなたに、烈火を吹きあげ、炎のままに水に沈んで行く。…
 それが水に沈むまでの時間を、ひとは立ちながらに堪えなくてはならない。如泥はつねにその場に立ち続けた人物であった。…
… 
けだし名文である。とすれば、日の出の光景はまったく石川の表現の逆を行くわけで、同じ太陽のエネルギーを如何に巧みに叙述できるかにかかっている。
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