震災2年とボランティア

…
大震災2周年の報道を見ていて
その当日の2日後にyyと
山上で交わした会話を思い出した。
…
むに「津波の恐ろしさを痛感したね」
yy「わたしすぐにでもボランティアに行きたい!」
む「気持は解るが僕らには仕事があるから…」
yy「でもいても立っても居られない」
陽子の表情は真剣だった。
…
思えば、震災や津波は他人事ではなかったけれど
2年前の3月は、私にとってもyyにとっても
たくさんの問題が山積していた時期だった。
彼女にとっては夫とともに帰郷する手はず、
(多分、研究員としてのオファーは無かったのだろう)
むににとっては最終に近くなっての
気づつなさ…。寂寞のかんがい…。それらが一度に襲ってきていた。
…
いちにち一緒にいると、こもごも何気なく言葉をかわす。
わたしは仕入れたばかりの知識を披露した
む「`津波てんでんこ’って言葉が三陸地方でいわれてたの知ってる?」
私はそれを「津波が来るって聞いたら親子でも誰でも即座に
てんでんばらばらでもいいから、とにかく高台に逃げろ!
という教えなんだよ…」とyyに話した。
…
そして、この森トークをした日に帰宅後たしかめた。
たしかにそれはその通りだったが、
今回の震災にはそれが生かされていなかったこともわかった。
スポンサーサイト