21世紀のネロになるか

かつて橋下がWTCに恋したことを書いた。
それは彼の自己顕示欲の象徴だったからだ。
その疑念は消えないが
今日読み終えた「橋下劇場」という本から
いろんなことを学んだ。
逐次書いていこう
1.は
まず彼はかつて思っていたように
一般うけを狙うだけの「単なるタレント政治家」ではなかったらしい。
あくまでも「らしい」である。
もともと大阪には中央に対する根強い抵抗マインドがある…
だからこそ横山ノックのようなのも出てこれた。
また平松さんのようなアナウンサー出身でも市長になれた。
これらは同じ大阪風土である。
そういう風土があって、橋本は知事に当選できたのである。
…
逆に言えば、こういう反骨心、東京への対抗心がなければ
タレントが議員や首長にはなれないのである。
…
この項つづく
…
橋下に関するこの本を読んで私は認識をあらたにした。
それは橋下の再評価だ。
こいつは単なるヒトラーではないのではないか、
という感想である。
書き出すときりがないので
次回に譲るが、『橋下劇場』読売新聞大阪本社社会部編
を読了しての感想だから、それなりに
是々非々もあり、また毀誉褒貶もあり
あとに続くものである。

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