聖子の口ぐせ…②
ブックオフを飛び出した[むに]は
図書館へ突進した
何年も行かなかったので
入口を間違え
あやうくガラス戸に衝突しそうになった
…
なんとか図書室に入れたのが4時44分
この時刻は朝にも縁がある
…
『私的生活』をついに発見したが
時刻は閉館の5時…5分前
これは読んでいるひまはない
エイッと借りることにしたら
なんだかカードを作れと
メガネの司書さんがのたまった。
4月26日までオーケーで
タダというからあ~りがたい…
そういえば調べ事は何でも
ねっとでやっちゃうもんな~。
さっそく冒頭から読み飛ばす
それこそ
「盥(たらい)のような眼で…」
これは[むに]の好きなフレーズ
一字も読み落とさないという
鬼の校正マンの
哀しい職業病…。
ところが数ページ進むと
いつのまにか
文字探しそっちのけで
ストーリーを追っているではないか
すっかり聖子調が
[むに]に乗り移ってきている…
う~む、これはまたまた
トリコになりそうだ。
むかしはこんな文体で
書いていはったんや~
…
あれも使える
これも粋な言い回しだ
…
結局数時間で
一気に読み終えてしまった…。
しかし
「雨か蛇か」のフレーズは
なかった。
不思議だな~
たしかに無かった。
…
それにもまして
例の
「美しいったら、なかった」
という
聖子の口癖まで…
行方不明なのである。
…
これは[むに]の理解を超えた。
??? である。
…
そこで思いついたのは
借りた本が「復刻版」だったので
お聖さんが改版を機会に
手を入れはったのか…?
[むに]の単細胞な脳では
こう思えたのがせいぜいである。
…
どうにも、これでは言い出しッぺの
恰好がつかない。
ほかの本とごっちゃになったのか…
それなら、なおさら読者さんに
言いわけが立たぬ。
…
そこで二つの善後策を考えた
…
……( この項つづく )……
図書館へ突進した
何年も行かなかったので
入口を間違え
あやうくガラス戸に衝突しそうになった
…
なんとか図書室に入れたのが4時44分
この時刻は朝にも縁がある
…
『私的生活』をついに発見したが
時刻は閉館の5時…5分前
これは読んでいるひまはない
エイッと借りることにしたら
なんだかカードを作れと
メガネの司書さんがのたまった。
4月26日までオーケーで
タダというからあ~りがたい…
そういえば調べ事は何でも
ねっとでやっちゃうもんな~。
さっそく冒頭から読み飛ばす
それこそ
「盥(たらい)のような眼で…」
これは[むに]の好きなフレーズ
一字も読み落とさないという
鬼の校正マンの
哀しい職業病…。
ところが数ページ進むと
いつのまにか
文字探しそっちのけで
ストーリーを追っているではないか
すっかり聖子調が
[むに]に乗り移ってきている…
う~む、これはまたまた
トリコになりそうだ。
むかしはこんな文体で
書いていはったんや~
…
あれも使える
これも粋な言い回しだ
…
結局数時間で
一気に読み終えてしまった…。
しかし
「雨か蛇か」のフレーズは
なかった。
不思議だな~
たしかに無かった。
…
それにもまして
例の
「美しいったら、なかった」
という
聖子の口癖まで…
行方不明なのである。
…
これは[むに]の理解を超えた。
??? である。
…
そこで思いついたのは
借りた本が「復刻版」だったので
お聖さんが改版を機会に
手を入れはったのか…?
[むに]の単細胞な脳では
こう思えたのがせいぜいである。
…
どうにも、これでは言い出しッぺの
恰好がつかない。
ほかの本とごっちゃになったのか…
それなら、なおさら読者さんに
言いわけが立たぬ。
…
そこで二つの善後策を考えた
…
……( この項つづく )……
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