
この本は仲仲おもしろい。
日本が辺境なら、大阪や関西は
辺境のまた辺境だ。
その辺境で今‘muniむに'が戸惑うような
異変が起きている。
養老さんの賛辞は知らないが、
「辺境であるがゆえに知って知らないふりをする」
という見方は面白い。
それもこれも間に「海があった」時代のはなし。
侵略された(または植民地化された)経験がない日本…
…
元寇のころ神風が吹き、
あっさり大政奉還をして
かろうじてロシアや清に勝ち
どういうわけか
自分が世界の覇者になろうと夢み、
大きく舵を切ったのが大東亜戦争だ。
日華事変を足がかりに
東南アジア侵略になだれ込み
日本を危うくした亡国の誤算だった…。
この項つづく
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