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宍道湖の落日

宍道湖の落日
---湖畔に立ちつくした如泥---

石川淳の名文に‘小林如泥’がある…

「湖畔の、このあたりに立つて、宍道湖に於て見るべきものはただ一つしか無い。

荘麗なる落日のけしきである。

そして、これのみが決して見のがすことのできない宍道湖の自然である。

雲はあかあかと燃え、日輪は大きく隅もなくかがやき、太いするどい光の束をはなつて、

やがて薄墨をながしかける空のかなたに、烈火を吹きあげ、

炎のままに水に沈んで行く。

おどろくべき太陽のエネルギーである。

それが水に沈むまでの時間を、ひとは立ちながらに堪へなくてはならない。

如泥はつねにその場に立ち続けた人物であった。

日が沈むと、工匠は家にかへる。

落日から持ち帰ったエネルギーは仕事において照って出るだらう。」      

      (『諸國畸人傳』)

小林如泥
宝暦3 (1753)~ 文化10.10.27 (1813.11.19)
江戸後期の木彫・木工家。歴代が出雲松江藩主松平家に大工方として仕えた。幼名は甚八,通称を(2代)安左衛門,剃髪ののちは如泥と号した。37歳のときに大工並,44歳のときに10石3人扶持御細工人・奥納戸御好御用係となった。大名茶人として著名な藩主松平不昧(治郷)の愛顧を受けて江戸でも御用を務めた。酒を大いに好み,常に酔って泥の如し,そのために如泥の号を賜ったという。指物,木彫にすぐれ,曲物は継ぎ目がわからないほどだった。曲げ物を得意とし,繊細な浮き彫りでも知られる。代表作に「菊桐文桐小箱」「桐袖障子」など
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