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ゆずりは…その2

yuzuriha

 この歌は持統天皇の吉野行幸の折(678年)、
お伴した弓削皇子
(天武の第6皇子/当時24歳)
が都にいる額田王(当時63~64歳)におくった歌。

いにしえに 恋ふる鳥かも 弓絃葉の

   御井(みい)の上より 鳴き渡りゆく

調べ美しく、格調が高い名歌とされています。

 額田王は若くして天武天皇と結ばれ、十市皇女をもうけた。
その後、兄の天智天皇の寵愛をも受けた…。

 一方、弓削皇子は持統天皇が自分の血筋(天武―草壁皇子―文武)に執着し、
他の諸皇子に政権を渡したくないという思惑を持つ
厳しい流動期にあって
人一倍不安と哀愁を感じて
生きなければならない運命でした。

 吉野にお伴した彼は天武天皇が在世中額田王と共に訪れ、
しばしば遊宴を催した当時を懐かしみ、
また歌に弓絃葉を詠みこむことにより
時代の移り変わり、
新旧交代する自然のあり方に思いを託して
深くかなしい感慨を示したものと思われます。

 従ってこの歌の「いにしえ」とは皇子の父である
天武天皇と若き額田王とのむかしを指す。

( 昔を恋うる鳥でしょうか。

弓絃葉が茂る泉の上を今、よい声で鳴き渡っていきましたよ)

 この歌に対して額田王は
弓削皇子に対して温かく、いとおしむような歌を返します。

「 いにしへに 恋ふらむ鳥は ほととぎす

   けだしや鳴きし 我(あ)が思(も)へるごと」  

                  額田王 巻2の112

 ホトトギスには昔をしのんで鳴くという中国の故事があり

( 皇子がお聞きになった鳥の声は恐らくホトトギスだと思います。
丁度昔をしのんでいた私、同じ気持ちでホトトギスも鳴いたのでしょう)

「ゆずるは」は
この歌のように「弓弦葉」と一般に書かれるが
「譲葉」とも書き、
また、別の漢字表記では 
< 楪 >とも書く
木偏に「葉」の草冠を取った奇妙な一字でもある。

原産: 日本;中部以西
用途: 山中に自生し、庭にも植えられる常緑樹。
春に古葉と新葉が一度に入れ替わるので、譲葉「ゆずりは」の名があり、お正月の飾りにもされる。
民間で、樹皮・葉を煎じて腫れ物などに用いたり、イヌやネコの駆虫剤として外用するとか。



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