アラシのように来る意味不明の

芭蕉の句に
” 夏衣いまだしらみをとりつくさず ”
というのがある。
これは『野ざらし紀行』の最後にあるが、
芭蕉庵に戻った時の感慨に、この句を詠んでいる。
或る人はこの句には、
「しらみは「白み」「無」にも通じる」から
衣にたかるシラミのことを詠んでいるが、
それだけだと受け止めるのでは読みが浅いという。
つまり
旅から帰って、無我の自己を自覚する境地を得たが、
まだ、自分には、「かす(煩悩、迷い、--)が残っている」
のではないか、という自戒を
「しらみ」になぞらえて自嘲的に詠んだのではないか、
と、とらえていなさる。
なるほど
芭蕉さんならそうだろうが、
…。
わたしには毎日アラシのように来る意味不明のスパムが
シラミに思えて、うっとおしくて仕方がない。
つど、まるで虱をつぶすように
フィルタをかけ削除するのだが、
一向に減るけはいもない。
どなたか名案をお教えください。
…

…
…
…ご注意…
この直下の欄の ’Ads by Google’の3つのリンクは、muniむににカウントされません。FC2さんの収入になります。応援凸は左カラムからお願いします…)
スポンサーサイト