スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黄色いハンカチならぬ「黄色い羊」

yellowSheep

今日はおもむきをかえて「黄色い羊」の話です。
或る夜、枕頭書に飽きて(つまり眠れないまま…)
古い書庫から、出来るだけむつかしい本を取り出した。

長谷川滋成『難字と難訓』講談社/昭和63年。
21年まえの現代新書。

この本は「畏」や「鬱」や「怨」など難字を取り上げ、
出典を駆使して解説しているが、
独特の文体で深く読ませる。
丸谷才一や養老孟司氏の文体に似て隙がない。
まず web ではひとつもヒットしない項目ばかりだろう。

後半「衣食住具」のくくりに
『竈』(かまど)の項がある。

ここでは「かま」と読める字を挙げ、
四番目に、「竈」:かまど、音は「ソウ」
上に釜(かま)・なべを掛けて煮炊きをする設備と書いて
かまどの変遷を解説し、
その余談として
「宣帝の時、
陰子方なるものは、
至孝にして仁恩あり。
臘日(旧暦12月8日)
晨(あした)に炊げば、
竈の神形見る(かまのかみあらわる)。
子方は再拝して慶びを受く。
家に黄なる羊有りて、
因りて以って之を祀(まつ)る。
是より以後、
暴か(にわか)に巨富に至る。
……
故に後、常に臘日を以って竈を祀り、
黄なる羊を薦(すす)む」

『後漢書/陰興伝』

つまり「陰子方」なる者の立志伝であるが、
別の項には

 「陰子方は宣帝の世に至孝・仁恩を讃えられ、黄羊を竈神に祀って顕現があってより栄え、700余頃の田地を有して“富は邦君に斉し”と称され、これより臘日には竈を祀って黄羊を供るようになった」とあり、この「薦める」は多分、竈の神に供えたものだろう。

さすれば後漢の時代に「黄色い羊」がいたことになる。

そこで、しつこい‘muniむに’は、今度は「黄羊」をググッてみた。

二説あり
1)
moguramogera99さん の説
‘モウコガゼル’のようです。中国では絶滅危惧動物になってもいるようです。
2)
felix120233さん の説
たぶん、中央アジアの乾燥地帯に生息しているヤギに近い動物の‘ゴールデンターキン’のことだと思います。

いずれにせよ「巨富」のはしくれにも至っていないむにとしては、
黄色の羊を食べないまでも
お守りに手元に置いておきたいものである…。


マクロミルへ登録


…ご注意…
この直下の欄の ’Ads by Google’の3つのリンクは、muniむににカウントされません。FC2さんの収入になります。応援凸は左カラムからお願いします…)




スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ゆいつむに

Author:ゆいつむに
 …漢字では「唯一無二」…これを横文字では ” yuiits " と略す
 …浪華は大和川のほとりに棲息…ブログで書く2つのテーマ 以外に6つの顔を持ってる…。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア
おきてがみ







ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。