紫つぼみ膨らむ
雨は降り続く

3月11日14:46…東北関東大震災から1週間
長い長い7日間でした。
ところこそ違え
十数年前に大震災を経験した者にとって
現実を受け入れることは
本当に困難でした。
…夢であればいいのに…
瞬きしたら・・・元に戻っていればいいのに…
と何度思ったことでしょう。
TVから流れる映像は
当時より遥かにリアルで、
とても信じられないような光景でした。
…
ブログを更新することもできませんでした。
でも自分にできることをやるしかない。
義捐金、物資の援助、励ましのエール…
…
まったく他人事ではない!
奇しくも‘muniむに’は昨年3月13日に
津波に関する記事を書いている。
…
近く起こるであろう東南海地震
その規模が今回の地震並みであったら
大阪・神戸も同じような
大津波が襲来するはずである。
…
昨年書いた記事を
以下に再掲する。
大阪は海抜0メートル地帯が多い。
海抜0メートル地帯とは、地表の高さが満潮時の平均海水面よりも低い土地のこと。
古くから大小多くの河川と海に囲まれている大阪…
しかし都市の発達とともに人口流入や資産集中が進み、都市機能や住宅が海面より低い土地に集中している。
さらに昭和初期から工業用水として多量の地下水を汲み上げたため、地盤沈下が起こり目に見えない深刻な問題となっている。
地形的にも大阪は大阪湾のいちばん奥にあるため、台風による高潮被害が発生しやすいという。
大阪府の海岸線は約230kmあり、人口や産業も集中しているため、高潮や津波による浸水が大きな災害となりやすいのだそうである。
ところが、南港(咲洲地区)は埋め立て当初より土盛りなど災害を考慮した街作りがされてきたため、比較的安全だと主張する識者もいる。
…
府庁舎のWTCへの移転が問題になった時も
…
≪上町活断層からは市内では最も離れている
広域巨大地震時、液状化が心配されるものの(阪神大震災時は南港ではほとんどなかった)
南海地震時の最大津波高さは2.9mと想定されているが地域の海抜は5メートル以上あり
市内のゼロメート地帯や、広域にある海抜2メートル以下の地域よりは浸水の度合いが少ない
またこの地区は木造家屋がほとんどなく、区画整理されており道路幅も広く
火災による延焼の可能性は少ない ≫
…
という意見もある。
だから災害時、大阪市のベイエリアのゼロ海抜地域が冠水して床上浸水しても
南港だけは浮島のようになって水没をまぬかれるという…。
…
さいきん親しくなったヤクルトお姉さんは
南港のポートタウンにお住みなので
この話をしてあげると
たいへん喜んで、ほっぺにちゅ~をしてくれた…。
…
という夢を見た…。
春を呼ぶ御水取り

エキスポの森は箕面公園の最北の地にある。
ここはハイキングの目的地にも最適だが、
箕面駅からけっこう距離があるので、
家族連れなどはドライブがてらに来る向きが多い。
…
さる3月6日には、このプロムナードで
ニホンリスを見た。
相棒はちょくちょく目撃しているようだが
むには初めてだ。
体長20センチほど
ヒノキの幹をしっぽをふりふりよじ登る。
カメラを構えるひまもなく
樹の向こう側に消えた。
…
今日の`森トーク’で出色だったのは
「お水とり」
…
m「もう お水取りは見てきたの?」
yy「まだだけど…」
m「もう始まってるよ」
yy「えッいつから?」
m「今週はじめから…」
yy「え~ッ、知らんかった」
このトーンは絶叫調でなかなかよろしい。
m「でもまだあと一週間くらい続くよ」
yy「そうなんだ、だったらいつ行けばいい?」
m「たぶん今週末か位が大松明の出番だろうね」
そこで
`muniむに’が敬愛する「おうなさん」のブログを
思い出した。
以下、引用をお許しください。
「春を呼ぶ炎・・東大寺・お水取り」
2010.03.13 Saturday
神社仏閣 18:30 by おみな
お水取りが終われば春が来る。。。
と、子供の頃から親たちから聞かされていた、奈良・東大寺の「お水取り」(修二会)。
その「お水取り」の「おたいまつ」を、やっと念願かない観ることが出来た。
奈良時代から一度も途切れることなく、今年で1259回目。
この日(12日)は、午後7時半からいつもの「おたいまつ」と違って、大きな 「籠たいまつ」 11本が次々と二月堂の舞台欄干に登場、夜空に炎が浮かび上がる。
「おたいまつ」は、練行衆と呼ばれる11人の僧が、二月堂に続く石段を上がる際の足元を照らす明りで、童子が担ぎ先導する。
僧が堂内に入った後、舞台の欄干から突き出して回し、火の粉を散らしながら舞台の角まで走り抜ける。。。
明るい内に下見をと思い、二月堂へ上がる石段近くまで行くと、準備された根付の青竹、長さ約8m、重さ約70kといわれる「籠たいまつ」が置かれていた。
大勢の人出があるらしいので、そのまま場所取りをしている人々の仲間入りして、立ったまま待つこと3時間。
新聞・雑誌で舞台欄干に炎が続く写真を見慣れていたので、少し感じは違ったけれど、、、(とても長時間露光の撮影は出来ない・・) 遠目ながら、石段を上りつめ舞台に上がった「おたいまつ」の立ち上る炎を見ると、その迫力には怖さを感じた。
入場制限された後続の人々の為に、2本目の「おたいまつ」が点火された頃から警備の警官などの誘導に従って、後ろ髪を引かれる思いで退出した。
この日、11本が終わるまでの時間は45分ぐらい。
最終の14日には10本の「おたいまつ」が舞台欄干に並ぶらしい。
http://taketori-omi.jugem.jp/?month=201003
いよいよ今年度の巡視予定も
年度まつに近づいた。
どうも寂寞の情がぬぐいきれない…。